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ワイ・バイ・ヨシキ カベルネ・ソーヴィニヨン オークヴィル ナパ・ヴァレー 2018
/ Y by Yoshiki Cabernet Sauvignon Oakville Napa Valley 2018
生産国:アメリカ
地方:カリフォルニア
アペレーション:オークヴィル
ワイナリー:ワイ・バイ・ヨシキ / Y by Yoshiki
生産年:2018
色:赤
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン 100%
栓:コルク
容量:750 ml
アルコール度数:14.3%
商品コード:YYO4CS-18
【テイスティングノート】
グラスの淵に深い青紫色が見える美しい色合い。香りはエレガントなカシスのアロマに始まり、ハックルベリー、カカオ、フレンチオーク新樽からくる微かなバニラやトフィーの香りが感じられます。味わいは芳醇で、完熟したローガンベリーやスグリ、ハックルベリーのフレーバーが広がります。舌触りは密で滑らかで、長い余韻が続きます。
最初の美しい色合いから始まり、香り、味わい、長い後味と、すべての要素でバランスの取れた秀逸なワインです。
【生産情報】
YOSHIKIが最高傑作と呼んだそのワインのクオリティの高さに次ヴィンテージを待望する声が高まり、それに答え るべくオークヴィル・アペレーションのワインを毎年リリースするプロジェクトが始まりました。そしてサードヴィンテージとなるこのカベルネ・ソーヴィニヨン オークヴィル 2018年のリリースです。
熟成:フレンチオーク樽で20 か月
新樽率:新樽80%、1 回(2017年) 使用済樽 20%
【ワイナリー】
2009年に誕生した「Y by YOSHIKI」は、YOSHIKIとナパ・ヴァレーのワイン造り手一族の4代目であり醸造家でもあるロブ・モンダヴィ Jr.とのコラボレーションにより造られたワインです。
カリフォルニアに拠点を置き、ワインに親しんできたYOSHIKIは、常にモンダヴィ・ファミリーを称賛し、彼らの造るナパ・ヴァレーのワインを購入しコレクションし続けてきました。そして彼がコラボレーションの相手として選んだのが、カリフォルニア・ワイン業界で最も尊敬されるファミリーの1つであるマイケル・モンダヴィ・ファミリーでした。
2009年2月、ナパ・ヴァレーを訪れたYOSHIKIは、マイケル・モンダヴィとロブの親子に出会い、彼らの自宅でディナーを共にしました。その後、マイケル・モンダヴィ・ファミリー・エステートではロブと共にワインのテイスティングを行い、シャルドネとカベルネ・ソーヴィニヨンのブレンドを行いました。
その時にブレンドした最初のヴィンテージである2008年カベルネ・ソーヴィニヨンとシャルドネは2009年の秋に日本でリリースされました。このワインはYOSHIKIの個人的に好きな味わいやフレーバーをテイスティングして造られました。
その後、第二弾として2016年秋に新しくリリースされた2011年カベルネ・ソーヴィニヨンと2012年シャルドネは、カリフォルニアの銘醸地であるナパ・ヴァレーのブドウだけから造られたプレミアムワインでした。2017年暮れにはそのワインが大注目され即完売。日本の市場から一切ワインが無くなってしまいました。
そこでYOSHIKIはより多くの人々にカジュアルに飲んでもらえるワインを造りたいと考え、再びロブと試飲を重ね、2018年夏、YOSHIKIがスマートカジュアルと呼んだ新シリーズ「Y by YOSHIKI California」を完成させました。
その後、2018年の暮れにはナパ・ヴァレーの中でも特に銘醸地区とされるオークヴィルのブドウのみから造られ、YOSHIKIが「最高傑作」と呼んだ10th Anniversary Special Edition「Y by YOSHIKI Oakville Napa Valley」シリーズもリリースされました。
2020年12月には「Y by YOSHIKI California」、「Y by YOSHIKI Oakville」、両シリーズの新ヴィンテージの発売と同時に、新たなシリーズとなる「Y by YOSHIKI Russian River Valley」をリリースしました。
今迄カベルネ・ソーヴィニヨンに親しむことの多かったYOSHIKIは、次々とカベルネ・ソーヴィニヨンのワインをリリースしてきましたが、世界中のプレミアムワインを楽しむ機会が増える中、世界のワインファンを魅了する偉大なワイン銘醸地フランス・ブルゴーニュのワインに魅力を感じ、ロブにカリフォルニアでもブルゴーニュの名産であるピノ・ノワールのワイン造りが出来ないものか相談するようになりました。そして遂に完成したのがこの「Y by YOSHIKI Russian River Valley」シリーズとなりました。
そして2020年以降は、「Y by YOSHIKI California」、「Y by YOSHIKI Russian River Valley」、「Y by YOSHIKI Oakville」の3シリーズとして新ヴィンテージが毎年リリースされていくことになりました。
ただ、2020年にカリフォルニアで発生した大規模な山火事の影響でリリースを断念する年も出てきましたが、シリーズ化したワインを毎年楽しみにしている消費者の方々に何とかワインを届けたいというYOSHIKIの思いをロブが受けとめ、同じヴィンテージを2回に亘ってリリースするワインを造り、そのワインに「Encore(アンコール)」と言う名をつけました。
2024年からは、YOSHIKIがスマートカジュアルと呼んだ「Y by YOSHIKI California」シリーズに、新たに「Rosé」ワインを追加しました。近年、世界的にも大人気のロゼワイン。フランスではこの23年間で消費量は3倍になり、消費されるワインの4本に1本がロゼワインと言われています。アメリカでもロゼワインの人気が高まっており、YOSHIKIもフレッシュで爽やかなロゼワインを楽しむようになり、ロブがYOSHIKIとロゼを造るのはとても自然な流れとなりました。
ナパ・ヴァレーの4 代目の醸造家であるロブ・モンダヴィ Jr. のワインに対する情熱は 30 年以上前に開花しました。イザベル&マイケル・モンダヴィの息子であるロブはナパ・ヴァレーで育ち、子供の頃はロバート・モンダヴィ・ワイナリーのブドウ畑やワインセラーが遊び場でした。成長したロブは、ワイナリーの畑からセラーやホスピタリティの分野で働き、沢山の経験を積みました。若いころから起業家でもあった彼は学生時代にナパ・ヴァレーのマウンテン・バイク・ツアーを主催 するビジネスを立上げ、大学卒業後は高級ワインの大手流通問屋サザン・ワイン&スピリットの営業として勤務しました。
その後ワイン業界から少し距離を置いた彼は、1995 年にドミニカ共和国、ニカラグア、カナリー諸島のプレミアム・シガーの輸入販売会社をナパに立ち上げました。その後シガービジネスを離れたロブは、 2000 年にロバート・モンダヴィ・コーポレーションに入社しました。ラグジュアリー・ブランドのセールス・マネージャーとして 1 年勤務し、 2001 年にはセールス・ディレクターに昇進し、国内 20 州以上での販売を統括しま した。 2 年間セールス部門で勤務した後、ナパ・ヴァレーに戻った彼はマーケティング・ディレクターとしてワイナリーの数々のマーケティング・プログラムを構築し実行に移しました。それと同時期に、醸造責任者であるジャンヴィエーヴ・ジャンセンと醸造・栽培チームの下、集中的に畑の作業やブレンディング、テイスティングを学びました。
1999年、ロブ、彼の父であるマイケル、母イザベル、妹ディーナはアトラス・ピークの小高い土地に、マンザニータの木々に囲まれた小さな荒地を共同で購入し、後にザ・マイケル・モンダヴィ・ファミリー・エステ ート( MMFE )を設立する事になります。ロブは 2004年に MMFE の醸造担当社長となり、小さい頃最初に抱いたブドウ栽培・ワイン造りへの情熱を注げる役目に戻り、 数々のプレミアム ワインを造っています。ロブは 2012 年にワイン醸造の責任者となり、彼の造るワインはバランスのとれた新しい世代の感覚を表現し、また、自然農法にも注力しつつ、セラーの中では最新の醸造技術を駆使しワインを生産しています。
現在、ワイングロワー・オブ・ナパ・カウンティの理事を務め、元ナパ・ヴァレー・ヴィントナーズ理事。鴨狩とフライフィッシング を趣味とし、妻リディア、 2 人の息子と共にナパ・ヴァレー在住。
ロブ・モンダヴィJr. からのコメント
「YOSHIKI は日本の音楽界の常識を破った人物だと思います。 YOSHIKI はステージ上の圧倒的な存在感を持つ人物と、柔らかな口調でこの上なく優美で優しい人間が並列で同居している人物です。彼はクラシック音楽の教育を受けたピアニストであり、ロックバンドのドラマーであり、その時の状況により気品や雄弁さそして冒険心を持ってカメレオンのように変化する事が出来ます。
また、YOSHIKI はいつもユニークな物の見方をしています。伝統に敬意を払いつつ、限界や枠を超える本来の願望も持ち、いつも心躍らせフレッシュであり続ける。これは私がワインを造る時と全く同じ姿勢です。