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シュラムスバーグ ブラン・ド・ブラン ノース・コースト 2018
/ Schramsberg Blanc de Blancs North Coast 2018 [ 375ml ]
1972年、ニクソン大統領が北京に電撃訪問しおこなわれた周恩来首相との会談では、1969年のシュラムスバーグ・ブラン・ド・ブランが供され、脚光を浴びました。
この一本が特別な理由
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格式あるスパークリングワイン – シュラムスバーグは50年以上にわたり、10人の米国大統領の公式晩餐会で提供。1981年にはホワイトハウスでのマーガレット・サッチャー英首相の晩餐会でも振る舞われました。
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確かな品質 – 伝統製法で造られたシュラムスバーグを代表する一本。2021年ヴィンテージはワイン・エンスージアスト誌で95点の高評価を獲得。
- 爽やかでエレガント – きめ細やかな泡とフレッシュな酸が心地よく、シーフードや軽やかな料理と好相性。乾杯や食事の始まりに最適。
ティスティング・ノート
完熟した青リンゴ、洋梨、ベーキングスパイス、ブリオッシュ、生姜、核果、コリアンダーのアロマがあります。口に含むとハニークリスプ(赤りんご)、グリルしたレモン、オレンジの皮が果実のアロマに加わり、長い余韻には生き生きとしたクリスピーな酸があり、トロピカルでキャラメルのニュアンスも感じます。
ペアリング
クリアで鮮明な果実感があり、フレッシュさの中にしっかりとした骨格があります。リリース後数十年の熟成が期待できます。そのままアペリティフとして飲んでも美味しいですが、生牡蠣や甲殻類、クラブケース、セビーチェ、白身魚のグリル、レモンチキン、タイ風カレー、ゴーダチーズ、ハードチーズ、トリプルクリーム・チーズ等と合わせやすいワインです。
【生産情報】
ヴィンテージノート
シュラムスバーグでは、ブラン・ド・ブラン(白ブドウで造った白ワイン)と、ブラン・ド・ノワール(黒ブドウで造った白ワイン)を造っています。ブラン・ド・ブランは1965 年にリリースされ、アメリカで販売された商業用のスパークリングワインで始めてシャルドネ主体となったワインです。1972 年、ニクソン大統領が北京に電撃訪問し行われた周恩来首相との会談では、1969 年のシュラムスバーグ・ブラン・ド・ブランが供され、脚光を浴びました。
ブドウ栽培
原産地呼称:ノース・コースト(North Coast)
産 地:70% Napa, 29% Sonoma, 1% Marin
収穫日:8月10日〜9月27日
醸造
シュラムスバーグのブラン・ド・ブランはドライでキリッとしたスタイルに仕上げています。ワインに複雑味を与える目的で、アッサンブラージュにはMLF を100%行ったロットと樽発酵を行ったロットが少量使われます。二次発酵はそれぞれの瓶の中で完了し、デゴルジュマンまで澱とともに24 ヶ月間瓶内熟成を行います。
総酸量:9.3g/L
残糖量:10.0g/L
ph:3.14
【ワイナリー】
シュラムスバーグは今から約150年前にナパ・ヴァレーの山腹にヤコブ・シュラム氏によって設立されました。1965年より所有者となったデイヴィーズ夫妻によりシャンパーニュ方式で造るスパークリング・ワインの造り手として地位を確立してきました。シャルドネから造られるブラン・ド・ブランから始まり、その後、歴代のアメリカ大統領の公式晩餐会で幾度となく使用され、アメリカを代表する高品質スパークリングワインを造り続けています。
1965年に現在の社長ヒュー・デイヴィーズの両親にあたる、ジャックとジェイミー・デイヴィーズ夫妻が購入します。何年もの間、廃墟となっていたシュラムスバーグでジャックとジェイミー・デイヴィーズ夫妻は、この土地で、アメリカが世界に誇れるスパークリングワインを造ろうと考えました。まだ当時は、カリフォルニアには21個のワイナリーしかなく、シャルドネとピノ・ノワールの栽培総面積は20ヘクタール程でした。フランス産以外のスパークリングワインは「単なる泡が入っている飲み物」でしかなく、ワイン以下の扱い、質の高いスパークリングワインなんて誰もが無謀だと思っていました。それでもジャックとジェイミーは諦めませんでした。複雑味と高級感に溢れる国産のシャンパン方式スパークリングワインを造ってみせると。何十年もの間、管理が行き届いていなかった畑のブドウを植え替え、ブドウ栽培に細心の注意を払い、また醸造の全ての工程を見直し、最高の口当たりを生み出す為に試行錯誤を重ねワインの熟成期間を調整します。そしてなによりも二人が信じてやまない「シュラムスバーグ」のストーリーを、全国を飛び回り名前を広めて行きました。
1965年のブラン・ド・ブランは商業用のスパークリングワインとして始めてシャルドネが使われました。1967年に発売されたブラン・ド・ノワールはピノ・ノワールを主体に、伝統的なシャンパーニュ方式のスパークリングワインとして名が広まります。その次にリリースされたリザーヴ(Reserve)は、48ヶ月以上熟成させた高級スパークリングワインとして地位を確立、1973年にリリースされたクレマン・デミ・セックは、セミヨンとゲヴェルツトラミネールの交配種、フローラというブドウから生産され、アメリカ大統領の公式晩餐会で幾度となく使用されます。
1972年、ニクソン大統領が北京に電撃訪問し行われた周恩来首相との会談では、1969年のシュラムスバーグ ブラン・ド・ブランが供されました。
その後、1987年産のブドウから造られたジェイ・シュラム(J. Schram)が1992年にリリースされ、世界の高級シャンパーニュハウスのテット・ド・キュヴェに匹敵するワインを世に送り出します。ジャックとジェイミーの惜しみない努力の結果、シュラムスバーグは世界的に有名なスパークリングハウスとなります。
アメリカのワイン評論家ネイサン・クローマン(Nathan Chroman)は、こう言います。「普通の生産者のスパークリングワインは1行もあれば語れてしまう。フランスの大手がカリフォルニアでスパークリングワインを造り始めた事も、1段落で十分であろう。でもジャックとジェイミーがカリフォルニアにもたらした影響は一生あっても語りきれないのである」
ブドウは全てが手で収穫され、ワインも手作業で造られます。全てのワインが、ワイナリーの敷地内にあるカーヴで熟成され、ルミアージュもほとんどが社員によって手作業で行われます。フラッグシップワインのジェイ・シュラムのラベルは手で張付け作業が行われます。シュラムスバーグでは270万本ものワインをストック、熟成し、世に送り出しています。
【基本情報】
生産国:アメリカ
地 方:カリフォルニア
アぺレーション:ノース・コースト
ワイナリー:シュラムスバーグ・ヴィンヤーズ / Schramsberg Vineyards
生産年:2018
色 :スパークリング白
品 種:シャルドネ 100%
栓 :ナチュラルコルク
容 量:375ml
アルコール度数:12.3%